WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
自分で実施できるようになりたい
という方は
非常に多いと思います。
WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査は
誰でも気軽に
実施できる検査ではありません。
では、WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
実施するにあたっての
資格要件などはあるのでしょうか。
今回は、WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
実施する際に必要な資格について
ご説明いたします。
【WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査をとって良いのは?】
WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査は
心理士でないと
とってはいけないという人がいます。
ここで言う心理士とは
・公認心理師
・臨床心理士
でしょう。
公認心理師は、2015年に
公認心理師法が成立して
2017年に施行された
かなり新しい心理職のための
国家資格です。
一方、臨床心理士は1988年からある
民間資格です。
臨床心理士が民間資格だということを
知らない人はきっといるでしょうね。
それが、待望の国家資格化したのです。
【WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査の検査者レベルとは?】
WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査を
管理監督している日本文化科学社は
WISC-Ⅳ検査の検査者レベルというものを
定めています。
その検査者レベルは
3段階 (A、B、C)に分かれていて
検査によって異なるのですが
WISC-Ⅳ (ウィスク4) 検査は
最難易度である
検査者レベルCとされています。
では、検査者レベルCの
内容はどうなっているのでしょうか。
検査者レベルCは
・保健医療、福祉、教育等の専門機関において
心理検査の実施に携わる業務に従事する人
(レベルA)
かつ
・大学院修士課程で心理検査に関する
実践実習を履修した方
もしくは
心理検査の実施方法や倫理的利用について
同等の教育、研修を受けている方
(レベルB)
かつ
・心理学、教育学または関連する分野の博士号、
心理検査に係る資格(公認心理師、臨床心理士、
学校心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士)、
または
医療関連国家資格(医師、言語聴覚士等)の
いずれかを有する方、
あるいは
国家公務員心理職(家庭裁判所調査官等)、
地方公務員心理職(児童心理士等)の職で
心理検査の実施に携わる方。
(レベルC)
とあります。
皆さんは、検査者レベルCに
該当しましたか?
ご質問は発達障害ラボまで
LINEにてお問い合わせください。
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発達障害ラボ
車 重徳