WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をとったは良いが
その検査結果をどのように活かせば良いのか、
子どもが苦手としている
勉強に
WISC-Ⅳ(ウィスク4)の検査結果を
どうやって活かせば良いのか。
多くの方が悩んでいます。
ここでは、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の
結果の活かし方をご説明しましょう。
【WMI(ワーキングメモリ指標)の数値は高いですか?】
お子さんのWISC-Ⅳ(ウィスク4)の検査結果が
PRI(知覚推理指標)よりも
WMI(ワーキングメモリ指標)の方が
高い場合は
勉強の際、視覚よりも聴覚刺激を与えていった方が
認識や記憶が早い可能性があります。
具体的には、
英単語を覚える際、
単語帳を繰り返し、見て覚えるよりも
耳で聞き流した方が
記憶できる可能性が高い、
ということです。
今は、漢字でも耳から情報を
インプットすることが可能です。
語呂合わせのような感じで
漢字を覚えるのですが、
その語呂合わせを
繰り返し聞いて、記憶するのです。
または、WMI(ワーキングメモリ指標)よりも
VCI(言語理解指標)が高い場合は
最初に情報をインプットするのに
時間がかかる可能性があります。
しかし、一度、記憶できた情報は
なかなか忘れない可能性もあります。
最初の情報のインプットは
時間がかかるのですが、
その場合、
目からのインプットが早いのか
耳からのインプットが早いのかは
確認しておく必要があるでしょう。
【WISC-Ⅳ(ウィスク4)のPSI(処理速度指標)が低い子どもの対応方法】
または、PSI(処理速度指標)が低い子どもは
学校の授業において
板書をとる
(黒板の文字をノートに書き写す)
ことが苦手な可能性があります。
家庭学習でいえば、
お手本を見ながら
書き写すという作業は
困難である可能性が高いです。
どうしても
書かなければならないことは
しょうがないのですが、
仮に漢字を10回書いても
その漢字を覚えることができないので
その場合は、
書かずに覚えていくべきでしょう。
まだまだ、WISC-Ⅳ(ウィスク4)を
勉強に活かす方法はあります。
それはまた、別の記事でご説明しましょう。
★☆
発達障害ラボ
車 重徳
コメントをお書きください