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053【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ検査のPRI(知覚推理指標)の伸ばし方


WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査をとり
子どもの苦手なところは
分かったけれど

その改善方法、
子どもの弱いところの
トレーニングは方法は

誰も教えてくれない、、、

 


というお話を
よく聴きます。

 


ここでは、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の
指標得点の1つである


PRI(知覚推理指標)の伸ばし方、
トレーニング方法について

 

ご説明いたします。

 

 

 

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【PRI(知覚推理指標)の下位検査とは】

WISC-Ⅳ検査における
PRI(知覚推理指標)は下記の3つの
下位検査から構成されています。

 


・積木模様
・絵の概念
・行列推理

 


では、この3つの下位検査から
一体どんなことが分かるのでしょうか。

 

 

 

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【PRI(知覚推理指標)の結果から分かること】

WISC-Ⅳ検査における
PRI(知覚推理指標)の結果から分かることは

・二次元のものを頭の中で三次元に起こす力

・立体を立体として捉える力

・場の空気を読む力

・先の見通しを立てる力

・客観的にものごとをみる力

・ものごとのルールの発見

・新しいものと過去のものの共通点を見つける力

・頭の中で情報を整理統合する力

など、です。

 


このようにPRI(知覚推理指標)というのは、
子どもが学校生活や日常生活を送る上で

非常に重要なものになるのです。

 

 

では、そのPRI(知覚推理指標)はどのように

伸ばせば良いのでしょうか。

 

 

 

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【PRI(知覚推理指標)の伸ばし方】

 

1つ前のバージョンでの検査 WISC-Ⅲには、

「迷路」が検査項目に入っていました。

 

 

エリクソン迷路という

有名な迷路です。

 

 

WISC検査の項目に「迷路」があったくらいです。

 

 

迷路は人気機能の強化に

とても役立ちます。

 

 

子どもの頃にやった迷路、

だんだん成長してくると

やらなくなるものです。

 

 

でも、「迷路」はPRIを育てるのに

効果的なのです。

 

 

 

「迷路」発達障害ラボのHPにも

無料でダウンロードできるものがあります。

 

 

是非、お使いください。

 

 

それだけでは足りない方、

もしくは、発達障害ラボの迷路が

難しいと感じる方は

 

下記におススメの迷路を掲載しておきます。

 

 

 

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【その他、PRIを伸ばす方法とは…】

 

迷路以外にもPRIを伸ばす方法はあります。

 

 

それは、間違い探しです。

 

 

間違い探しは

・視覚の選択的注意

・視覚の短期記憶

を育てるのに適しています。

 

 

選択的注意や視覚の短期記憶については

どこま別のところで詳細を書きましょう。

 

 

とにかく間違い探しは、

PRIを伸ばすのに効果的です。

 

 

是非、チャレンジさせてください。

一応、参考のものを下記に記載しておきます。

 

 

 

《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい人はコチラをクリック》

 

 

その他にもPRI(知覚推理指標)を伸ばす方法はあります。

 

 

しかし、少し長くなり過ぎてしまったので

その他の方法は別の記事に書きましょう。

 

 

それでは。。。

 

 

★★ 

 

発達障害ラボ

車 重徳