皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
本日は、よくいただく質問について、お応えいたします。
本日お応えする質問は、
もうすぐ、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査が発売されます。
「これから学ぶのであれば、
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査ではなく
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査なのでしょうか。」
《WISC-Ⅴ検査の低い指標を伸ばしたい人はコチラをクリック》
さて、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査が発売されたのが、
2011年1月になります。
今でも当時のことを覚えています。
今までWISC-Ⅲ(ウィスク3)を使っていた私は、
WISC-Ⅳの検査キットを見て
衝撃を受けました!
今まで楽しく使っていた
・絵画配列
・組み合わせ
・迷路
などがなくなっていたのです。
そして、
・動作性
・言語性
という尺度ではなく
・言語理解
・知覚推理
・ワーキングメモリ
・処理速度
という4つの指標得点に代わっていたのです。
今となっては、10年前のこの衝撃、懐かしいです。
さて、WISC-Ⅳ検査を学びか、
WISC-Ⅴ検査を学ぶか、という問題ですが、
そもそもWISC-Ⅴ検査はまだ発売されていないのです。
そして、2021年に発売されたといっても、
その内容を講師が把握するのに数ヶ月はかかります。
結論としては、ここ1~2年であれば、
学ぶべき検査はWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査
ということになります。
理由を箇条書きであげると
・現場はしばらくWISC-Ⅳ検査のままだから
・WISC-Ⅴ検査を学ぶにはまだまだ時間がかかる
・そもそもWISC-Ⅴ検査の下位検査の3分の2はWISC-Ⅳ検査と同じ
になります。
WISC-Ⅳ検査、一緒に学んでみませんか?
★症
発達障害ラボ
車 重徳