WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は、FSIQ(全検査IQ)は
・VCI(処理速度指標)
・PRI(知覚推理指標)
・WMI(ワーキングメモリ指標)
・PSI(処理速度指標)
で構成されています。
その中で、もっとも伸ばしにくい指標が
PSI(処理速度指標)
になります。
《WISC-Ⅴ検査の低い指標を伸ばしたい人はコチラをクリック》
PSI(処理速度指標)とは、ざっくり言うと
・作業スピード
・同時処理力
・短期的な視覚記憶
・目と手の協応作業
ということになります。
なぜ、PSI(処理速度指標)が伸ばしにくいのかというと
それは、その子がもともと持っている作業スピードは
なかなか上がらないからです。
もっと言えば、
もともとスローリーな子でのんびり屋な子は
何か重大事件があっても
スローリーな子でのんびり屋である可能性が高いからです。
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では、そんなPSI(処理速度指標)はどうやって伸ばすのでしょうか。
PSI(処理速度指標)で使用する能力を分解します。
その分解した能力は、伸ばすことが可能になります。
実際にPSI(処理速度指標)は
・視覚の選択的注意力
・視覚認知力
・視覚記憶力
・目と手の協応動作能力
という能力に分解できます。
その各々の能力を鍛えていけば良いのです。
では、視覚の選択的注意は
どうやってトレーニングをすれば良いのでしょうか。
選択的注意というものは
たくさんあるものの中から必要なものを見つけ出す
という能力でもあります。
また、視覚認知力とは
視覚に入れた情報をそれをそれと認識する力を指します。
たくさんあるものから必要なものを見つけ出すということは、、、
そうです。
・ウォーリーを探せ
・ミッケ
・ひょっこりはん
これらの本で、その子の選択的注意力を伸ばすことができるのです。
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