皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの
車重徳です。
こんな質問をいただきました。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の
グレーゾーンってどれくらい?
今回は、この質問について
お応えいたします。
《WISC-Ⅴ検査の低い指標を伸ばしたい人はコチラをクリック》
いきなり結論です。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査における
グレーゾーンですが、
医学的な定義はありません。
例えば、微熱って
熱が何度なのでしょうか。
熱が37℃って、微熱ですか?
それとも37.5℃が微熱でしょうか?
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査における
グレーゾーンとは
一般的にFSIQ(全検査IQ)70~80
もしくは75~85
なのです。
なぜ、グレーゾーンが2つあるのかというと
アメリカの国家財政によって
グレーゾーンが動いたからなのです。
簡単にいうと
アメリカの財政が裕福
▶福祉にたくさんお金を回せる
▶障害者がたくさんいてもサポートできる
▶グレーゾーンの基準を上げ、障害者を増やす
という感じです。
それが、アメリカの国家財政が厳しくなると
▶福祉にたくさんお金を回せない
▶サポートすべき障害者を減らしたい
▶グレーゾーンの基準を下げ、障害者を減らす
ということになったのです。
国家財政によって
障害者なのか、そうでないのかが変わるって
まぁ、変な話なのですが、
事実なのです。
アメリカのオバマ大統領が
最後のを髪の毛が真っ白になっていましたよね。
国家財政、けっこう厳しかったみたいです。
さて、どちらにしても
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査における
FSIQ(全検査IQ)が60台だと
色々な面で厳しそうです。
そうなると少しでも早めに
トレーニングをしておきたいですよね。
そもそも、その子の苦手なところは
トレーニングによって
改善できる可能性があるのです。
そのトレーニングの仕方は
各研修をお伝えしています。
ご興味がある方は
是非、受講なさってくださいね。
では。。。
★★
発達障害ラボ
車 重徳