皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
こんな質問をいただきました。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果は、
一生変わらないの?
今回は、この質問にお応えいたします。
では、さっそく結論です。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)の検査結果は
変わります!
そうです。
変化するのです。
巷で言われている
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の結果は
変わらないというのは
大きな意味での波形は
変わらない
ということなのです。
例えば、VCI-PRI-WMI-PSIと
4つの指標得点が折れ線グラフになっていたとします。
他の3つに比べて
PSI(処理速度指標)だけ
低かったとします。
それは、年月、いわばその子が
年齢を重ねても
VCI-PRI-WMIに比べて
PSI(処理速度指標)が低いという事実は
年月が経っても変わらない、
ということなのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は、
一度とったら
最低2年間は空けないと
次の検査はできません。
この2年間に
何をするのかが問題なのです。
例えば、一度検査をし、
そこからの2年間で
認知発達のトレーニングを実施したとします。
そうすると
2年後の検査結果は
低かったPRI(知覚推理指標)の数値が
上がっている可能性があります。
変わるというのは、
数値が上下するということです。
例えば、2年前は
PRI(知覚推理指標)の数値が65だったのに
トレーニングの結果、70まで上がる、
という意味なのです。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査における
波形は変わらないのですが、
数値の上下はあるのです。
そのため子どもの
苦手なところをピンポイントでトレーニングすれば
子どのの能力が大きく変わる
ということが多々あります。
効果的なトレーニングを
どんどん実践していってくださいね。
トレーニングの仕方が分からない方は
オンラインカウンセリングでお教えしましょう。
また、発達障害ラボでも
オンラインでトレーニングをおこなっています。
ご興味がある方は、
こちらをご参考にしてくださいね。
では。。。
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発達将棋ラボ
車 重徳