皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
本日は、こんな質問をいただきました。
ウチの子どもは勉強で
間違いを指摘されると
怒り狂います。
どうしたら良いのでしょうか。
今回は、この件について
ご回答いたしましょう。
まず、大前提として
人は間違いたくない
という気持ちがある、
ということがあります。
子どもも大人も
皆、そうなのですが、
人は間違いをしたくはないのです。
例えば、オフラインの研修などでも
何か質問はないですか?
と私が聞いても
こんな質問をしたら恥をかくかな…
とか
こんな質問をしたら、バカだと思われるかな
などと思い、質問をしない人が
大多数なのです。
そうです。
日本人の多くが
「間違い」=「恥ずかしい」
という方程式が成り立ってしまっているのです。
では、間違いを指摘されたくない
そんな子どもにどうやって
指導をすれば良いのでしょうか。
まずは、指摘しない、
です。
親御さんは、教育のプロではありません。
指導は、全部教育のプロである
先生にやってもらいましょう。
そもそも親御さんの仕事は
勉強を教えることではないですよね。
母親の仕事でいえば、
栄養のある食事を与え、
安全な環境を与えることだと思います。
こちら側が善意で教えているのに
怒りで返してくるのであれば、
指導したくはないですよね。
子どもも大人も
この人にはだけは言われたくない
という人がいます。
もし、そういう人間関係になっているのであれば
この人の言うことなら信じられる
という人を見つけ、
その人に指導をしてもらうのです。
もし、親御さんが指導しなければ
ならない状況なのであれば
指摘せずに
自分はこう思う
と言ってみましょう。
例えば、
〇〇くんの答えは△△だけど
私は、□□□だと思うなぁ…
って感じです。
これなら指摘ではありません。
それで、その子は
あれ?
って感じで考え直せばOKです。
それでは、自分の答えに
絶対的な自信があって
自分の答えを見直すことをしないのであれば、
それはもう、放っておくしかないでしょう。
酷な言い方かもしれませんが
勉強でつまづいて困るのは
子ども本人なのです。
子どもが勉強をしない、
できないのは
決して親の責任ではありません。
なぜなら、冒頭に申した通り
親御さんの仕事は
勉強ではないからです。
子どもを褒めて
上手く転がして
前向きに勉強に取り組ませていきましょう。
いずれ、反抗期がやってきて
転がせなくなりまずが、、、
それまでは、上手く転がすのです。
そのテクニックは、
学んでおいて良いかもしれませんね。
では。。。
★★
発達障害ラボ
車 重徳