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086【WISC-Ⅳ】WISC-Ⅳ検査の順番ってあるの?

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

こんな質問をいただきました。

 

 

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の

順番ってあるの?

 

 

本日は、この質問について

お応えいたします。

 

 

 

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いきなり結論です。

 

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を

実施するにあたって

順番はあります!

その順番は、下記の通りです。

 

 

1)積木模様

2)類似

3)数唱

4)絵の概念

5)符号

6)単語

7)語音整列

8)行列推理

9)理解

10)記号探し

 

です。

 

 

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は

絶対にこの順番で

検査を実施しないといけないです。

 

 

 

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では、なぜWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査

順番が決まっているのでしょうか。

 

 

 

WISC-Ⅳ検査で個人のIQを測る際に

複数のデータを統計処理をかけています。

 

 

 

その元データは

検査の順番を決めた上での

基準となる数字なのです。

 

 

 

例えば、入試で考えてみましょう。

 

国語・数学・理科・社会の順番で

試験を受けた子どもがいるとしましょう。

 

 

99人の子どもが

国語・数学・理科・社会の順番で

試験を受けているのに

 

1人だけ

社会・理科・数学・国語

の順番で

試験を受けたとします。

 

 

 

この1人の子どもは

99人の子どもと同じ環境下

試験を受けたと仮定して

 

検査結果の処理をしても

良いと思いますか?

 

 

 

試験の中身が同じであれば

特に問題ないと答える人はいるえしょう。

 

 

 

しかし、試験の科目の順番が

変わることで

 

子ども達の試験の結果に

少なからず影響を及ぼすはずです。

 

 

 

トライアスロンで考えると

もっと分かりやすいと思います。

 

水泳-自転車-マラソン

で皆、タイムを計っているのに

 

 

マラソン-自転車-水泳

トライアスロンにチャレンジしてしまうと

 

疲れ具合が他の人と異なるので

結果は大きく変わる可能性があるのです。

 

 

 

だから、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は

検査の順番が決まっているのです。

 

 

 

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また、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の

順番は

 

同じ指標が連続しないように

考えられています。

 

 

では、検査の順番を

指標で表すと

 

1)知覚推理(PRI)

2)言語理解(VCI)

3)ワーキングメモリ(WMI)

4)知覚推理(PRI)

5)処理速度(PSI)

6)言語理解(VCI)

7)ワーキングメモリ(WMI)

8)知覚推理(PRI)

9)言語理解(VCI)

10)処理速度(PSI)

 

となります。

 

 

 

このように同じ指標が

連続しないように

考えられて

 

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の

順番は作られているのです。

 

 

 

詳細は、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査

とり方研修でご説明しましょう。

 

 

 

ご興味がある方はどうぞ。。。

 

では。。。

 

 

 

 

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★★

発達障害ラボ

車 重徳