皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
さて、こんな質問をいただきました。
「初歩的な質問で申し訳ありません。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査って、
何が分かるのでしょうか。」
今回は、この質問にお応えいたします。
《WISC-Ⅴ検査の低い指標を伸ばしたい人はコチラをクリック》
さて、さっそく結論です。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査は
検査をとった子どもに
発達障がいがあるのか
ないのかを確認するための
検査ではありません。
では、WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査で
何が分かるのか?
それは、その検査をした子どもの
・得意なところ
・苦手なところ
をWISC-Ⅳ検査で調べるのです。
さて、ではなぜ、子どもの
・得意なところ
・苦手なところ
を調べるのでしょうか。
その理由は、
・その子の苦手なところを得意なところでカバーする
・苦手なところをトレーニングで伸ばす
の2点です。
苦手なところを
得意なところでカバーするとは
一体どういうことなのでしょうか。
WISC4(ウィスク4)検査において
子どもの苦手なところを
得意なところでカバーする、
ということは
具体的には
下記のような感じです。
場の空気が読めない子どもは
一般常識力
でカバーをする、
という感じです。
例えば、人は
どういう場面で
どういう言動をすれば良いのか
が分からないことがあります。
場の空気が読める人は
どんな場面であっても
その場面に適した言動を
とることが可能になります。
しかし、場の空気が
読めない人は
その場にふさわしくない言動をしてしまい
結果として、
場の空気が読めないことが起因として
マイナスな評価をされたり
イジメを誘発したり
してしまうのです。
そうならないように
どういう場面で
人はどういう気持ちになり、
そして、どんな言動をとれば
その人にとって
安心できるものになるのか
を一般常識として
脳にインプットしてしまうのです。
それが、場の空気を読むことが困難でも
一般常識力でカバーをする、
なのです。
一般常識力のインプットについては
その子どもの
効率的な記憶の仕方を
理解しておく必要があります。
記憶効率を考えておかないと
せっかく良い情報を
インプットしていても
なかなか覚えない、
ということになってしまいます。
記憶については
また、別の記事で書きましょう。
その他にも
苦手なところを
得意なところでカバーする
方法はいくつかあります。
それは、少々長くなってしまうので
また、別の記事で書いていきましょう。
それでは、また。。。
★★
発達障害ラボ
車 重徳