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100【人間関係】友だちができない理由とは…

 

皆さん、こんにちは。

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

さて、こんな質問をいただきました。

 

 

「ウチの子は、友だちがいません。

どうやって、友だちを作らせれば

いいのでしょうか?」

 

 

というご質問です。

 

 

今回は、この質問に

お応えいたします。

 

 

 

 《WISC-Ⅴ検査の低い指標の伸ばし方はコチラから》

 

 

 

さて、早速、本題です。

 

 

そもそもとして

その子は自分自身で

 

友だちが欲しいと思っていますか?」

 

 

本人が友だちが欲しいと

思っていないのであれば

 

 

友だちを作ることは

難しいと思います。

 

 

 

お見合いみたいに

「さぁ、2人は今日から

友だちです!」

という感じで

 

会話を進めることは

できないからです。

 

 

 

《発達障害児の対応方法を学びたい方はコチラから》

 

 

 

 

では、本人が

お友だちを欲しがっているけれど

なかなかお友だちができない、

 

これは、どういう風に

考えれば良いのでしょうか。

 

 

 

WISC4(ウィスク4)検査で考えると

まずは、VCI(言語理解指標)の数値は

ありますか?

 

 

ということになります。

 

 

 

VCI(言語理解指標)が低いと

お友だちを会話をする際、

会話が噛み合わないことがあります。

 

 

 

会話が噛み合わないと

お友だちにはなりにくいですよね。

 

 

  

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または、PRI(知覚推理指標)が低いと

場の空気が読めなかったり

人の気持ちがくみ取れなかったり

します。

 

 

VCI(言語理解指標)の数値が

ある程度、高いのであれば

お友だち関係を築くにあたっての

会話は問題ないはずです。

 

 

しかし、一緒に遊んでいるどこかで

場の空気が読めない

人の気持ちがくみ取れない

先の見通しが立てられない

ことによって

 

お友だち関係に

亀裂が生じてしまうことがあるでしょう。

 

 

 

当然、本人に悪気はありません。

 

 

 

でも、お友だち関係が壊れてしまうのです。

 

  

 

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WMI(ワーキングメモリ指標)が低い場合も

お友だち関係が

長続きしない場合があります。

 

 

 

WMI(ワーキングメモリ指標)は

聴覚の短期記憶の保持です。

 

 

 

WMI(ワーキングメモリ指標)が低い

ということは

聴覚情報は、短期記憶として

保持しにくい、ということになります。

 

 

 

聴覚情報の記憶保持力が低いと

VCI(言語理解指標)と同様に

会話がままならないことに

なる可能性があります。

 

 

 

しかし、スポーツなど

会話をあまり交わさないような

遊びであれば

問題がないので

 

何の遊びをおこなうのか、

によって

その子に友だちができるかどうかが

分かるでしょう。

 

 

 

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では、お友だちができない、

その原因が分かった上で

どうすれば良いのでしょうか。

 

 

 

WISC4検査の結果、

何が苦手なのかが分かれば

その苦手が関係ない分野で友だちを作る、

 

 

そして、苦手な分野を

得意な分野で補えるか考える、

という手法があります。

 

 

苦手が関係ない分野とは

一体、何なのか?

 

 

 

例えば、言語は苦手だけで

戦略的思考が得意な子どもがいます。

 

 

その子は、会話ではなく

将棋やオセロを通じて

お友だちを作れば良いのです。

 

 

 

戦略的な思考までいかずとも

空間認識が高ければ

一緒に何かをDIYするのでも

 

一緒に何かを完成させれば

達成感が生まれます。

 

 

 

その達成感が

友情をはぐくむのです。

 

 

 

その他の方法もありますが、

またどこかで

ご説明しましょう。

 

 

 

では。。。

 

 

 

 

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★★

発達障害ラボ

車 重徳