皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
さて、2022年2月にWISC-Ⅴ(ウィスク5)検査が
発売されました。
約11年ぶりの改訂です。
ご購入された方は
検査の方をどんどん進めているでしょうか。
さて、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査には
今までのWISC-Ⅳ検査にあった
・基本検査
・補助検査
というものが廃止されました。
では、WISC-Ⅴ(ウィスク5)の下位検査は
どのように分類されているのでしょうか。
WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査では、
WISC4検査にあった「基本検査」「補助検査」
という考え方はなくなり
新たに
・主要下位検査(FSIQ)
・主要下位検査
・二次下位検査
という名称に変わりました。
なお、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査では
FSIQ(全検査IQ)を算出するのに
下位検査は7つで良いことになっています。
その7つの下位検査は
・積木模様
・類似
・行列推理
・数唱
・符号
・単語
・バランス
となっています。
これら7つの下位検査で
FSIQ(全検査IQ)を算出できるので
この7つを
主要下位検査(FSIQ)
と呼ぶのです。
FSIQ(全検査IQ)を算出するのに必要としない
下位検査は3つになります。
その3つの下位検査は
・パズル
・絵のスパン
・記号探し
になります。
この3つの下位検査は
主要下位検査になります。
そして、主要下位検査ではない
6つの下位検査が
・知識
・絵の概念
・語音整列
・絵の抹消
・理解
・算数
となっています。
まとめると
・主要下位検査(FSIQ)…7つ(積木模様、類似、行列推理、数唱、符号、単語、バランス)
・主要下位検査…3つ(パズル、絵のスパン、記号探し)
・二次下位検査…6つ(知識、絵の概念、語音整列、絵の抹消、理解、算数)
となります。
各々の検査や指標については
また別の記事で書きますね。
では。。。
★★
発達障害ラボ
車 重徳