皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
こんな質問をいただきました。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査を
自分でとれるようになりたいけど
どうやってWISC-Ⅳ検査をするの?
今回は、この質問について
回答いたします。
さて、早速、回答です。
WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の
実施の順番は
1)インテイク面接
2)基本検査
3)補助検査
という順番になります。
インテイク面接は
マニュアルには「雑談」と
書いてあったりします。
しかし、マニュアルを否定するわけではないのですが、
雑談ではダメだと思います。
WISC-Ⅳ検査に関しての
インテイク面接とは
WISC-Ⅳ検査に前向きに
取り組んでもらうためのお話
をすることになります。
例えば、
昨日の夕食のお話や
天気のお話をして
WISC-Ⅳ検査に前向きに取り組もうと
思いますか?
WISC-Ⅳ検査の実施にあたってですが、
下位検査には順番があります。
その順番は、変更してはいけないのです。
そのため、発達障害ラボでは
WISC-Ⅳ検査 とり方研修の際、
検査の順番を覚えるということを
推奨しています。
検査の際の下位検査の順番ですが、
ここでは書くことができません。
資格保持者にのみ
WISC-Ⅳ検査 とり方研修を実施しています。
ご興味があれば、是非、受講なさってみてくださいね。
WISC-Ⅳ検査の下位検査は
全部で10あります。
その10の下位検査は
基本検査といいます。
基本検査10が終わり、
子どもの体力、集中力にまだ余裕があれば
補助検査を実施します。
補助検査は全部を実施する
必要はありません。
必要な検査だけを
実施します。
10の基本検査を実施すれば
その子のIQすなわちFSIQは分かります。
10の基本検査が終わったのち、
補助検査を実施することが難しいようであれば
基本検査のみでも良いでしょう。
しかし、子どもの情報を
より多く得るのであれば
補助検査は実施しておいた方が良いでしょう。
子どものどんな能力を調べるために
どんな下位検査を実施するかは
また、別の機会に書きましょう。
では。。。
★★
発達障害ラボ
車 重徳