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135【人間関係】#211 うちの子はすぐに行動しません

 

皆さん、こんにちは。

 

 

 

 

発達障害ラボの車重徳です。

 

 

 

 

さて、こんな質問を頂きました。

 

 

 

 

「うちの子は、なかなか行動に起こしません。

 

どうしたら良いのでしょうか?」

 

 

 

 

というものです。

 

 

 

 

 

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中々行動に起こさない…

実際僕もそうです。

 

 

 

 

僕自身全然動けない人間です。

 

 

 

 

 

人間っていうのは、

今してる行動の変化を嫌うんです。

 

 

 

 

 

今している行動を

継続したいっていう習性があるのです。

 

 

 

 

 

変化を嫌う。

 

 

 

 

 

例えば、職場とかでも

新しいことを導入しましょうとか、

 

改革しましょうってなった時に、

例えば今の状況に不満が仮にあったとしても、

「えっ」ていう人いませんかって話です。

 

 

 

 

 

しかも ご年配の方ほど、

いますよね。

 

 

 

だから、やはり変化とか変わること嫌うんです。

 

 

 

 

そこで、何かしなさいとか、

何かしようって、

子供にさせようとする時に、

 

まず 10 秒だけやってみましょう、

っていう10秒テクニックっていうのがあります。

 

 

 

 

 

取り敢えず、10 秒やってみようといいます。

 

 

 

 

その際に、本当に 10 秒で終わる可能性もあるんですが、

その10秒やることによって最初にお伝えしたよう、

 

人間は変化を嫌うので、

新しい何かに取り組むということを、

その10秒を継続するということに変えていくってことです。

 

 

 

 

そして、10秒やって、

もう少しやってみようかなとか、

 

どうせだったら、

宿題を1ページやってみようかな

とかっていう形にさせていこうっていうのが1つあります。

 

 

 

 

 

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だから、まずは、

ちょっとでもやってみるっていうのは 、

1つかなと思います。

 

 

 

 

 

合わせてそのためには、

翌日、例えばこれをやんなくちゃいけないってなったら

もう準備しておく。

 

 

 

 

例えば極端な例です。

 

 

 

 

お風呂入りましょう ってなった時に、

お風呂洗って、

お湯をはって、

湯加減、確認して、

 

それから脱いで入りましょう、

となったら、やっぱり面倒くさいじゃないですか。

 

 

 

 

面倒くさいですよね。

 

 

 

 

僕はバスクリンみたいなやつを

入れないと駄目なんです。

 

 

 

 

もう年取って疲れやすいので、

あのファインヒーターとか効くなと思ってます。

 

 

 

 

まあ、どうでもいいですね。

 

 

 

 

それを入れて、入るんですけれど、

お湯張ってあったら入るよねという話です。

 

 

 

 

もう脱ぐだけです。

 

 

 

脱ぐのものめんどくさい時はあるんですが、

さすがにお風呂を洗って

お湯張ってよりは

時間もかかんないし、

脱ぐだけなんでっていう感じです。

 

 

 

 

例えば、お風呂の脱衣所が

もう暖かいとなったら動きやすいです。

 

 

 

 

だから10秒させるにしても、

その準備段階をしっかり整えておくと、

より行動を取りやすいんですよ。

 

 

 

 

 

せっかくここまでしてあったら、

まあお湯はってあるから、

勿体ないし入ろうかとなりますよね。

 

 

 

 

 

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そういったルールじゃないですか?

 

 

 

 

ご飯の作るのはめんどくさいけれど、

できてるのはもう目の前に並べて、

温めてあったら、

それ捨てるのも勿体ないから、

じゃあ食べようかみたいな感じです。

 

 

 

 

なので、もう準備をある程度しておくということです。

 

 

 

 

そしてもう1個同じ場所で同じことをする。

 

 

 

 

だから、自分の部屋で勉強させたいのであれば、

自分の部屋にテレビとかパソコンとか

ゲームとか漫画とか置いちゃ駄目なんです。

 

 

 

 

要はこの習慣では、

映画館入ったら映画しか見ませんとか、

図書館行ったら勉強しかしませんみたいな、

 

ここに行ったらこれをやる

っていうのを習慣付けちゃうんです。

 

 

 

 

 

よくある話が

おトイレ行って座ったら自然に尿意を及ぼすというか、

そういったのってあるじゃないですか。

 

 

 

 

 

トイレに行ったら必ずこれをするっていうのが、

ベッドに入ったら眠ると同じように。

そういった習慣付けてやっぱりあるんです。

 

 

 

 

場所によってここに着いたらこれをする。

 

 

 

 

家の勉強机の前に座ったら勉強する。

 

 

 

 

もしくは、ゲームとかはリビングでするとかっていう風に

場所を決めちゃうことです。

 

 

 

 

 

そうするとその準備段階にも繋がっていきます。

 

 

 

 

 

自己抑制欲が強い人じゃないと、

ゲームも漫画も置いてある真ん中で

お勉強しろって、やはりならないんですよね。

 

 

 

 

なので、この場所はこれしかしない。

 

 

 

 

 

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お風呂のお湯張るように

準備をしておくって言ったように、

あの机の上に、もうやらなければいけない課題とか

鉛筆とかもそういったものも

全部置いていくというかもうページも開いとくんです。

 

 

 

 

 

積んどくんじゃなくて、

開いとく、

で目に見えるようにしとくんです。

 

 

 

 

 

そうすると気になる子は

チラチラ見るんですよ。

 

 

 

 

 

その課題を。

 

 

 

 

 

チラ見しておくだけでも、

あ~なんだ、こんな問題か、

答え直ぐだよなってなります。

 

 

 

 

10 秒やりましょうってなった時に、

もし簡単な計算であれば 1・2問解けちゃうんです。

 

 

 

 

 

そしたら、まあ、折角だし、

もうちょいやろうかなー

なんていう気になったりもする。

 

 

 

 

なんない子もいます。

 

 

 

 

ただ、それは繰り返し

やっていくしかないという形になります。

 

 

 

 

 

10秒テクニックとか、

事前準備をしっかりしておくとか、

 

または、

どの場所で何をするのかっていうのを

ちゃんと決めちゃうていうようなことを

やってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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発達障害ラボ 

車重徳