皆さん、こんにちは。
発達障害ラボ室長の車重徳です。
さて、こんな質問を頂きました。
「子育てでストレスがたまりまくってしかたありません。どうすればよいのでしょうか。」
というものです。
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子育てもそうですし、子供が発達障害のお子様がいてその子が中々上手くストレスを発散するというかコントロールできず、(ストレスコーピングと言います)上手くいかない問い話も多いです。
ストレスは万病の元です。
貯めないのであれば、貯めない方がいいです。
気にしすぎる人や完璧主義の人はストレスためやすくて危ないです。
細かい子とは関係ないくらいの気持の方がストレスはたまりにくいです。
もっと言ってしまうと、とある出版社が出した本で、死ぬこと以外はかすり傷っていう本とかがあります。
僕は結構この本が好きです。
色々ありながらも、極論言ってしまうと死ななきゃいいよねっていうところで考えていくのもいいかなと思います。
適宜ストレス発散というのをしていく必要はあるのかなとは思います。
大人であればおいしいもの食べたりとか、お子さんいると難しいですが旅行に行ったりとか、温泉行ったり、ホットヨガなんかもいいですね。
汗をどっぷりかくと気分も、安らぎます。
鍼灸も筋肉が柔らかくなるので、ストレスでこわばった筋肉をほぐしてくれるのでいいです。
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ただ、子供であればそういったものって難しいですよね。
小学生が針行きますとかって、中々難しいかと思います。
針自体はとっても良くて、うつ病とかにも効果がありますが、子供が行くのは難しいかと思います。
子育てしていると、お仕事していると、中々自由な時間もとれないかと思います。
対症療法で行くしかないと思います。
まずは、セブンイレブンブリージングというのがあります。
ブリージング=呼吸です。
7秒間息を吸って、ゆっくり11秒かけて吐きます。
交感神経から副交感神経にスイッチを入れ替えます。
交感神経がオンのままだと発汗もするし心拍も高いし、血圧も高くなります。
副区交感神経にスイッチを入れ替えると、心臓の鼓動がそもそもゆっくりになります。
そのため、血流がゆっくりになります。
それによりリラックス効果を生む→ストレス対象から目をそらせるといった形になります。
もし何かあれば、深呼吸というより、セブンイレブンと覚えておいて、セブンイレブンブリージングという形をとるといいかと思います。
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他には、フォアヘッドタッピングです。
右手左手どちらでもいいので、5本指を広げます。
その手を額に乗せます。
手全体を乗せるのではなく、指先だけを乗せます。
指先で頭をトントントンとタップします。
それによって頭の中をリセットさせます。
リセットさせると考えると、ストレスの原因によりなってしまうので、ただトントントンします。
それで消えにくい場合は、親指だけ5回、人差し指だけで5回、中指だけで5回、薬指だけで5回、小指だけで5回っていう風に順番にトントンしていきます。
トントンしていくことによって、頭の中のストレッサー、消し去りたい情報をリセットしましょうという方法です。
リセットしないで、ずっと抱えきってしまうと、ストレスは万病の元です。
消せるのであれば、なるべく早く消すといいかと思います。
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他にはメンタルクリアボタンです。
どういうことかというと、ストレスがたまってきた~となったときに手のひらの上に、押しボタン、スイッチがあることをイメージしてください。
その掌のスイッチは脳の神経回路に直結しているっていう風にイメージします。
そして、そのボタンを押すとなんとストレッサー、自分が考えたくないことを考えちゃう、それをクリアすることにつながっているというイメージをします。
そして、そのボタンを押すのですが、最初に押さなければいけないボタンは赤色です。
なので、赤いボタンをイメージして1、次に青いボタンをイメージして2、最後に黄色いボタンをイメージして3というようにボタンをイメージしておします。
赤、青、黄と全部のボタンを押し終わったら頭の中のストレッサーが消え去るというようなこともできます。
あくまで対処法ではあります。
まだまだ、ストレスを消し去る方法、テクニックというのはありますが、今回はこの3つをご提案させていただけたらと思います。
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くれぐれも、ゲームが趣味です。
ゲームでストレス発散させていますとかはよくないです。
そこは避けるようにしてください。
それであれば、外は走る方がよっぽどましです。
ゲームは理論上だと、ストレス発散できる確率というのは非常に低いので、ほぼできないと考えていいです。
ゲームのストレス発散を覚えてしまうと、ゲームの時間はどんどん増えていきます。
年齢が上がるにつれてストレスは、増えるからです。
なぜ、大人はストレスが増えても大丈夫なのでしょうか。
経験則の中からストレスの対処方法を、コントロールする方法を身につけています。
それを身につけられなかった、身につけているストレス解消法の更に上回るストレスがかかったときにうつ病が発症します。
それを考えるとうつ病は直るまで非常に長いです。
だから、心の健康を維持していくためにもストレス解消法はいくつか覚えていてください。
今回は3つしか紹介できていないので、また別の機会でご紹介させてください。
いかがでしょうか。
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発達障害ラボ
室長 車重徳