皆さん、こんにちは。
発達障害ラボの車重徳です。
現在、「障害児通所支援に関する検討会」にて
放課後等デイサービスや児童発達支援
などの障害児通所支援事業は、
今後、下記の5療育を網羅した支援を
行わなければならないとされています。
具体的な5療育とは…
①健康・生活
②運動・感覚
③認知・行動
④言語・コミュニケーション
⑤人間関係・社会性
のことを指します。
具体的なことは
まだ発表されていませんが
おそらく上記の5つの視点で
・放課後等デイサービス
・児童発達支援
は療育をおこなう必要が出てくるでしょう。
では、各々、どのような療育をすれば良いのか
具体的にみていきましょう。
①健康・生活
発達障害を書ける子どもの
一人ひとりが健康的な生活を送るために
必要な手法や生活様式を身に付ける必要があるでしょう。
最重度の子どもは難しいのですが、
食べ過ぎや太りすぎについてや
手洗い・うがいの生活習慣などについて
放課後等デイサービスで児童発達支援で
トレーニングをすることが肝要です。
②運動・感覚
発達障害を抱える子どもは
満腹中枢が壊れている子もいるはずです。
結果として、食べ過ぎて太ってしまう子も
いることでしょう。
どんな人間にも
適度な運動は必要です。
そして、その運動によって
子どもの感覚が養われていくのです。
感覚統合療法においても
まずは、体全体を使う粗大動作から行います。
その後に細かい作業である
微細動作をおこなうのです。
③認知・行動
学校生活は、いずれくる社会的な生活において
認知能力のアップは
絶対に欠かせません。
例えば、視覚についてですが、
人は視界に入っている物が
視えているわけではないのです。
視界に入っていても
それをそれと認めない限り
視えていることにはならないのです。
視覚認知能力が低いと
危険に直面してしまうことがあります。
そうならないように
視覚認知能力を上げておく必要があるでしょう。
④言語・コミュニケーション
コミュニケーションはやはり
言語に頼る割合が多いでしょう。
そのためには、言語の全般的な能力を高め
円滑なコミュニケーションをおこなえるようにするまで
トレーニングをする必要があるでしょう。
⑤人間関係・社会性
どんな人も一人では生きていません。
特に発達に課題がある子どもは
多くの人のサポートが必要となる場合があるでしょう。
しかし、上手に人間関係を築くことはできな子は
孤立してしまいます。
自分一人で何もかもできれば良いのですが、
なかなかできない。。。
しかも、誰も手を貸してくれない、
という八方ふさがりになりがちです。
そうならないように
人間関係作りは大事なのです。
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このようにこれからの
・放課後等デイサービス
・児童発達支援
では、5領域の全てを含めた
療育が必須になる可能性が高いです。
そうなる前に少しでも準備をしておきましょう。
また、発達障害ラボでは
放課後等デイサービスや児童発達支援のスタッフの
事業研修やコンサルもやっています。
気軽にご相談ください。
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発達障害ラボ
車 重徳