皆さん、こんにちは。
発達障害ラボ室長の車重徳です。
さて、こんな質問を頂きました。
「うちの子は全く勉強しません。どうしたら良いのでしょうか。」
というものです。
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結構このご質問頂くこと多いです。
多くの方が悩んでいます。
そこで、僕からの質問ですが、皆さんは学生時代勉強していましたか?
やっていたという方もいますが、結論言うと僕はやっていませんでした。
言ってしまうと、不登校で学校にも行っていませんでした。
だから、勉強もやっていませんでした。
勉強苦手だし、嫌いでした。
だから、「うちの子学校に行かなくなっちゃった」、「うちの子の未来どうなっちゃうんだろう」という質問の方いますが、僕は普通に生きています。
それなりに働いて稼いでいます。
なんとかなります。
ただ、なんとかならないケースもあります。
それが気になるのかなと思います。
人によっては親御さんが、勉強してこなかったからそれが原因でとっても大変な思いをしたとか、辛い思いした方が子供は勉強してほしいという考えになる方もいるのかなと思ったりします。
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僕自身勉強しなかったので、今勉強しなくてどうしようという考え自体、なんとかなるよね!というのは正直あります。
だけれど、やれるのであればやった方がいいです。
人生をひっくり返すために、どうすればいいのかって色んな方法が今はあります。
飛び石みたいなものもあるので今の時代はいくらでも方法があります。
だけど、子供のころにどうやって人生ひっくり返すのかというと、勉強しかありません。
中学校出て高校も行きませんでしたという人たちの未来と、東大出ましたという人たちの未来は全然違うと思います。
そう考えると、勉強ってコスパいいよねと思ったりもします。
だけど、今の時代は中学校だけ出たとしてもYouTubeでバズれば大金が手に入るとか、ティックトッカ―やインスタグラマーであれば高収入得ることができちゃいます。
しかし、親の希望としては勉強してほしいなというのはあるのかなと思います。
ではどうすればいいのでしょうか。
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僕は勉強してないですし、今もやらなくちゃいけない勉強山ほどありますがやっていません。
極論言うと、なんだったらできるでしょうか。
それしかありません。
家にいて、だらだらグダグダしてしまうというのは僕のあるあるです。
引きこもり気質もあって、外に一歩も出なくても平気だったりします。
この場所に言ったら勉強しなきゃいけないというところってあると思います。
学校や塾でもいいですし、図書館でもいいです。
または、一人でやる根性が僕にはないので誰かと一緒だとやります。
誰かと一緒で誰かが勉強していれば、やります。
だから、お友達と一緒に勉強するというのは、話しててできないという方もいますが、1人だとずっとゲームしてしまうのであれば、少しでも勉強するのではないかなと思います。
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どういう状況でどういう環境だったら、ちょっとでも勉強に前向きになるのかを考えていきます。
その時に場所なのか、友達と一緒なのか、塾みたいなところなのかです。
更に何の勉強だったらいいのかという話です。
例えば、多くの人が「苦手な数学やりなさいとか」、「単語覚えなさい」とかって言いますが、嫌いなものって僕は嫌いだと思ってしまいます。
見ていただいている方の中には嫌いでも、やらなきゃいけないからやった、嫌いなものに取り組むのが正義だという方もいると思います。
もし数学嫌いだったとします。
毎日数学やらされます。
その代わりに子供にも毎日嫌いだという勉強をやらせますという等価交換で、親も頑張るんだったらいいと思います。
そんなこと言うと、親御さんは「仕事があるから」と言います。
子どもも学校あるからと言って勉強しなくていいという事でしょうか。
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だから、親が苦手な勉強をするのであれば子供もその苦手に取り組むことができる、言ってしまえば苦手意識を持ったまま勉強しても、脳科学上頭に入りません。
国語の長文読むのは嫌だけれども、百マス計算だったらいいかなとか、百人一首覚えるのは嫌だけれども漫画のような古典を読むとか、社会は嫌だけれども漫画で日本の歴史読むのはいいとか、そういった形でちょっとでもお勉強に前向きになれる形にするというのが第一かなと思います。
最初が面倒です。
名言格言というか、僕が好きな言葉でお風呂があります。
入るまで面倒くさいとかってありますよね。
でも、お風呂って入る前までは面倒くさいけれど入ってから後悔する人はいないという名言というか格言があります。
結構好きです。
すごく泥のように眠りたい、すごく疲れているなんていうときあると思いますが、お風呂に入って入らなきゃよかったというときってないと思います。
さっぱりするし、爽快感あるし、お風呂入らないで寝るより入って寝た方が僕は眠りが深いと思います。
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何かしら初動って面倒くさいけれども、動き出してしまえば意外によかったなとか、すんなりいくケースってあると思います。
初動をどうするかです。
その初動で百マス計算を始めさせて、その勢いにのせて、他のことまで突っ込めるといいかなと思います。
突っ込めないケースの時もあると思います。
その時は、なんだったらできるのか、次になんだったらさらにその最初のやる気を強化できるのかで考えます。
このように、売買ゲームではないですが、なんだったら大丈夫という部分を強化していくとやれることは広がっていきます。
例えば、国語は嫌だとします。
長文読解読むのは嫌だけど、漢字だったらいいとか熟語ならいいといくのか、漫画で日本の歴史読むのはいいでいくのか。
理科は全然やりたくないけど働く細胞のアニメやマンガ読むのだったらいいとか、YouTubeの小島よしおの学習動画だったらいいとか。
何かだったらいいよがあると思います。
それに、少しでも取り組めるのであればきっかけになればいいのかなと思います。
何だったらできるのかを考えて、トライアンドエラーを繰り返していきます。
そして一緒にいる人が勉強していれば、勉強する党選択肢しか選べない状況であればやります。
その状況をそうやって作るのかです。
人間は弱いです。
強い人もいるかもしれないし、一人でも頑張ったという人がいるかもしれないです。
でも、僕は一人では勉強できません。
僕は心が弱いし、ダメ人間です。
誰かと一緒に勉強しようという方が勉強できます。
そういう人も中に入るのかなと思います。
環境をどのように整えるのかも考慮して頂きたいと思います。
いかがでしょうか。
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発達障害ラボ
室長 車重徳