皆さん、こんにちは。
発達障害ラボ室長の車重徳です。
さて、こんな質問を頂きました。
「子供がまだ3歳です。発達障害の可能性があると思っています。どのようにしていけばよいのでしょうか。」
というものです。
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3歳であれば、重めの発達障害というか、自閉症であれば、もう3歳でも診断出ちゃうと思うんですが、 あくまで可能性なのかなとは思います。
どれぐらい強めなんでしょうか。
そして、どうしたら良いのでしょうかっていうところなんですが、まず、どうしたいんですかっていうところじゃないのかなと僕は思います。
どうしたいのでしょうか。
極論言っちゃうと、まず、知能検査を必ず取りなさいっていうわけではないです。
新版K式であれば、生後100日から取れますし、取っておくっていうのも1つだと思いますし、田中ビネー検査もね、2歳から取れるので、取っておいてもいいかなと思います。
興味あるのであればです。
よくよく質問いただくWISCっていうのは、5歳から16歳11か月までなんですが、幼児さん向けのね、WPPSIっていう、ウィプシーっていう検査があります。
それは2歳6カ月から7歳3か月まで取れるんです。
だから、もし気になることとかあるのであれば、そういった検査を受けます。
別に受けなくていいんです。
受けなくてもいいんですが、検査を受けると、何が得意で何が苦手かっていうのがわかります。
そして、WPPSIじゃないと細かいところはわかんないです。
新版K式とか田中ビネーとかだと、この子は5歳だけど3歳レベルですとか、そういう程度になっちゃうので、ちょっと細かいところまでは取ってる側じゃないと教えてもらえなかったりします。
僕であれば、全部教えちゃいますけれど、結構そうなるんです。
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田中ビネーでも、細かいデータ出してくれるとこもあるんです。
なので、WPPSIかなと思うんですが、極論言うと、これ見ていただいている方って、
色んな情報というか、WISCについてもご理解あると思うんです。
だから、知能を4つの分野で分けて考えるんです。
その4つの分野っていうのが、WISCに照らし合わせる。
例えば、言語理解指標は言葉についてです。
そして次、知覚推理指標を、 頭の中での情報の整理、統合でもいいんですが、まずは、目で見たものを頭の中で認知した上で、それを統合する力っていうのを身につけるべきです。
そして、WMI(ワーキングメモリー)は聴覚の短期記憶、そしてPRI(処理速度)っていう形、作業スピードです。
このような形で、まず、その4つに分解して、何がちょっと苦手なのかなっていうのを、 あんまり良くないんですが、人と比較する。
または比較しなくても、これ苦手そうだなって思うんであれば判断できると思うんです。
そしてそれをトレーニングする。
結論言うと、PRIとかは3歳から5歳が最も伸びます。
その後は伸びにくいです。
だから、よく言われるのが、3歳とかから、もうパズルとかブロックとか、要はタングラムとか、レゴでもいいですし、ああいった遊びでガンガン遊ばせた方がいいです。
そうするとPRIが伸びます。
単語が少ないと思ったら、もう単語をシャワーのように浴びさせます。
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僕、放課後等デイサービスっていう障害児さん向けのサービス、その児童発達支援っていうのもやっていたんです。
放課後等デイサービスは9か所ぐらいで、自分、私は5、6か所やっていたんですけれど、そのプログラムって全部僕作ってたんですね。
言葉は年齢×1000の単語をとにかくシャワーのように注ぎ込ませましょうってやってるんです。
ただ、5歳であれば5000、3歳であれば3000の単語を、年間3000の単語をとにかくインプットし続けるんです。
日常生活でどれぐらい単語使うのかっていうと、固有名詞は抜きます。
固有名詞、人の名前とか場所とか、そういった固有名詞を抜くと、大体子供であれば100あればいいんです。
大人でも200あれば普通に日常生活は暮らせるんです。
じゃあ100、200でいいじゃんって言うと、アホですかって話です。
知能をあげるんです、知能を伸ばすためにです。
当然、言語入れるんであれば、年齢×1000なんです。
そのうちの例えば10パーセントでも5パーセントでもいいんです。
だって、1000のうち10パーセントって、100です。
もうそれだけで日常生活を送れるじゃんって話になるんです。
そう考えると、それがどんどん積み重なっていけば、それが知能に変わるんです。
だから、知能を上げるとやれることが増えるんです。
だから、よく子供とか、特に学校の勉強で言うんですが、計算なんかできなくたっていいよ、選択あるしとか、特に中学生とかだといいます。
英語なんてね、外国行かないからとか、方程式なんてやったって世の中で使わないとか、 アホなことバンバン言ってますけれど、そうじゃないです。
知能伸ばすんです。
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知能の構成要素って、今日は深く触れられないですけれど、サーストンとかキャテルさんとか、様々なことが。知能っていうのを調べてるというか、論文、論述しているんですが、知能の知能ってまだ一義的な要素ってないんです。
知能はこうですっていうのは決まってるわけではないんですが、その構成要素っていうのが、 単語力、要は言語とか数の概念分かるかとか、流動性推理とか、やっぱり捉えるんです。
そうすると数の概念入れた方がいいし、単語力も多ければ多いほどぶっちゃけ知能が上がるよっていうのが、 今現状で言われている知能の構成の一部である可能性が高いです。
WISCってCHC理論という理論を元に則って読み解いていくんですが、そこにも当然
CHC理論の中に数の概念とか知能とか空間認識とか記憶の探索みたいなものが入ってます。つまり、そこを伸ばせば知能上がります。
日本で1番使われてるとか、世界で1番使われてるWISCを読み解くのに必要な理論は単語を覚えれば、増やせば知能は上がります。
そして、流動性推理、流動性知能は、パズルとか迷路とかブロックとか、ああいうので鍛えてください。
タングラムとかがいいです。
時間制限なくだらだらやっても伸びないです。
時間制限設けて、何分以内にタングラムでこの模様作って、用意したら勝ちっていうのがいいと思います。
必ず知能は上がります。
パズルもいいと思います。
発達障がいラボのホームページにもリンクやってますんで、もしよければ見ていただければと思います。
ぜひぜひ、やれることをやっておいた方がいいかなと思います。
年齢上がるにつれて伸びにくくなります。
伸ばすんだったら3歳から5歳です。
フラッシュカード興味ある方いますか。
僕はフラッシュカードよく使ってました。
これは、賛否あるからあれなんですけど、七田教育研究所、七田チャイルドアカデミーはやる必要ないです。
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七田教育研究所で売ってるかなえちゃんカードっていうのがあります。
あれめちゃめちゃいいです。
あれは僕は使うべきだと思います。
興味ある方は見ていただければと思います。
別に回し者でもなんでもないし、1円ももらってないですし、 掛け持ちたい会社ではないです。
大きな声で言っちゃいますけど、でも、あのかなえちゃんカードはすごいです。
あれは枚数もあるし、使いやすいと思います。
後は、一般の本屋さんで売ってる、ちょっと小さいですけど、公文カードもいいと思います。、それ以外に単語入れる方法はあるんですが、カードで言うとそんな感じかなと思います。
結論、発達障害等の疑いがある、また、グレードなのであれば、WISCの検査項目に当てはめた上で、検索というかね、指標得点VCI、PRI、WMI、PSIに当てはめた上で、何が苦手なのかを考えるといいと思います。
3歳から5歳で1番伸ばした方がいいというものはVCI、PRIです。
もっと言っちゃえばPRIが1番伸ばせます。
という風に考えていただければと思います。
いかがでしょうか。
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発達障害ラボ
室長 車重徳