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344【発達障害】#218 病院でADHDと言われました。どうしたら良いのでしょうか。

皆さん、こんにちは。

 

発達障害ラボ室長の車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

「病院に行ったら、ADHDの診断が出ました。うちの子はどうすればよいのでしょうか。」

 

というものです。       

 

 

 

 

もうお分かりのように、僕、ADHDです。

僕、ADHDですので、なんか思考が多分あっちゃこっちゃ飛んだりとか、なんか早口すぎて聞き取れませんでしたなんていうこともあるのかなと思いますし、僕自身、口が先に出ちゃって、 自分で喋って、喋ったことを自分で聞いて考えて、次のこと喋ってませんなんて言われたこともあって、 多分そうです。

なんか、自然に言葉出るんです。

まあ、それはそれとして置いておいて、まず、ADHDって何が立てれてますかっていうことです。

 

まず、不注意なのか、不注意が強いのか、または多動が強いのか、衝動性が強いのか

どれなんですかっていう形になります。

お薬出るケースもあると思います。

例えば、インチニブとか、抑肝散とか、コンサータとか、ストラテラとかあります。

お薬って、ぶっちゃけ一生飲むお薬ではないんです。

 

例えば、10歳で飲み始めました。

90歳まで、80年間飲むかって、そんな馬鹿な話ないんです。

そこまでは飲み続けないです。

でも、じゃあどうすんのっていう話なんです。

行動を改善しなければいけません。

だから、お薬飲んでもし落ち着くのであれば、お薬飲んでいる間にソーシャルスキルトレーニング、要は、どういう行動を取ればいいのかっていうソーシャルスキルを身につけるっていうのが大事になります。

 

 

 

 

いわゆるSSTってやつですね。

これを身につけましょうということになるんです。

これやんないといけないんです。

お薬飲む必要もないな、飲まなかったとしてもSSTは必要です。

どういう行動をすればいいのかっていうとこです。

 

その時にです。

その時に、不注意なのか、多動なのか、衝動性なのかによってSSTの進め方が変わるってことです。

不注意とかであれば、どういう状況下で、どんな不注意を起こしてしまうのかっていうのも、やっぱり大事になるんです。

それをしっかり判断した上で、その不注意が起こらないようにするっていうところなんです。

 

例えば、忘れ物が多いのであれば、その忘れ物って、いつ準備してるんですか?

当日の朝なんでしょうか、それとも前日の夜なんでしょうか、どういう物が多いんでしょうか。

教科書なんですか、それとも特別な持ち物なんですか。

 

じゃあ、どこに書いてあれば大丈夫なんですかとかっていうのを、1つずつ確認していく必要がある。

多動であれば、じっとしていなければならないタイミングでじっとしてられないのであれば、じっとしなくちゃいけない時間帯はいつなのか、動いていい時間はいつなのかを確認します。

必ず静と動って動くタイミング、止まるタイミングっていうのは必ずあります。

それはどこなのかっていうのを把握した上で、どうしてもじっとしていなければならないタイミングに動かないようにするためには、その前の動いていいタイミングで動いておくってことです。

 

 

 

 

静と動のコントロールをこちらで支配するって感じです。

そして、衝動性っていうのは1番コントロールしにくいです。

要は無意識下で起こります。

全部無意識だったりするんですけれど、衝動性が治りにくいです。

 

だから衝動性も、どういうタイミングでどんな衝動性が起こるのかっていうのを確認した上で、その衝動性起こるタイミングには、基本的には席を外すのか、1呼吸置くのか、 どういうアクションが加われば、その衝動性を発揮せずに済むのかっていうのを考えておくという形です。

なので、無意識化まで落とし込めるように、ソーシャルスキルをやらなければいけない。

ここが鍵です。

すべてに対してのカギです。

 

基本的に、意識下でまずは行動するんですが、意識下を繰り返していくと、無意識下に落とし込めるんです。

まあ、夜眠る前に歯を磨きましょう。

かなり眠けまなこだったとしても、歯ブラシ口の中入れたらシャカシャカやらないって感じです。

子供の頃、歯ブラシ加えたまま寝ちゃうとかっていうのは、まだシャカシャカが追いついてないのか、眠気が強すぎちゃったっていうことだと思うんです。

大体は、歯ブラシ口に来たらシャカシャカやるよねって感じです。

意識下の行動を無意識下に落とし込むというようなことを、やっていく必要があるのかなとは思います。

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

発達障害ラボ

室長 車重徳

 

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