· 

365【発達障害】#239 子どもが発達障害の診断を受けました。お先真っ暗です。

皆さん、こんにちは。

 

発達障害ラボ室長の車重徳です。

 

さて、こんな質問を頂きました。

「学校の担任の勧めで、心療内科に行きました。そしたら、子供は発達障害だと言われました。お先真っ暗です。どうやって生きていけば良いのでしょうか。」

 

というものです。       

 

 

 

 

発達障害=お先真っ暗ではないよっていうのは、まず覚えていてください

何回も言っているのでお分かりだと思うんですが、僕、発達障害です。

確かに生きにくかったです。

発達障害だし、中2の途中から不登校で学校行ってないです。

高校もほぼほぼ行ってないです。

思い出もないです。

 

修学旅行とかって、どんな思い出かって言うと、僕がグレーゾーンの子の高校を作ったので、作って行った旅行が、僕の初めての修学旅行なんです。

僕はプランニングして、連れていったんですけれど、そんなレベルです。

だから、お先真っ暗って言うより、真っ暗だったら地図を持とうってことです。

 

真っ暗っていうのはわかんないわけなんです。

だから、光を灯す、もしくは地図を持つ。

1番わかりやすいのは、光ってどうやって灯すのかっていうのもあると思います

だから、地図持ちましょう。

じゃあ、地図って何なのって言いますと、いつ何をすればいいのか、そして生きていくためにこれから何をすればいいのかっていう指針を持つんです。

 

 

 

 

例えば、発達障害の方ってみんな不幸なんですかって話です。

僕は確かに生きにくかった。

でも、武器は理解することができたかなっていうのがあります。

例えば、苦手なことは苦手です。

片付けもしません。

見た人は多分、びっくりするくらい書類も積み重なってます。

 

だけど、多分WISCとか発達障害に関しての知識は、臨床心理士さんでも、公認心理士さんでも、多分、負けないと思います。

好きなことだったら打ち込めるという、発達障害だからASDだからだと思います。

WISCという知能検査も、誰よりも多分取ってる自負はあります。

だって、普通の人から考えれば、 1日、MAX僕、6ケース取ってます。

それができたのは、変な言い方すると、普通じゃないからじゃないのかなと思います。

 

まずです。

どれぐらいの重さがちょっとわからないので、あれなんですけれど、例えば、特別支援学校出た場合の子供の未来と、 特別支援学級を出た場合の子供の未来で、どういう未来が考えられるのか。

今いくつかもわからないんですけれど、特別支援学校と特別支援学級の違いって、どこまで情報として持ててますか。

整理できていますかっていう話なんです。

こういったふうに、まず、情報得る。

そして、情報を整理します。

 

そのうえで、どんな選択肢を持ち得ますかという話です。

情報は武器になります

生きていく上で、情報が武器なんです。

その時に、誰々さんが言っていたとか、誰々さんはなんて、どうでもいい 人はどうでもいいんです。

だって、その人にはなれないから。

 

 

 

 

家庭の状況も違う。

生涯のレベルも違うんです。

だから、 自分で入手して、自分で取捨してください。

何を選ぶかは自分自身です。

なので、特別支援学校に行った場合、特別支援学級に行った場合、何が違うのか。

もしくは普通級で行ける場合、何が違うのか。

中学、高校、そこだけじゃダメです。

それは、最低限ではあるんですがです。

必要な情報はその先なんです。

 

就労移行支援、就労継続支援a型、b型、そして自立支援、死活。

ここまでの情報もしっかり、体系的に認識、理解できてる方ってやっぱり少ないです。

移動支援、 行動援護は何が違うのか。

全部理解してる方って少ないです。

でも、理解できます。

そもそも僕はしています。

 

誰が、いつ、どこで、どんなふうに行動を選択すればいいのかって 情報は持っています。

なので、できます。

何度も言いますが、まずは自分で調べてみる。

調べてみて、どうしてもわかんなかったら聞く。

 

それでも、うちの場合はっていうのが出てくる場合があります。

なので、それはそれとして情報を得ておくんです。

子供の障害の程度とか家庭状況を、細かいプライベートなことまで、 聞いて答えてくれるかっていうと、中々それって、僕は難しいのかなと思います。

話半分って言ったらあれですけれど、参考程度にっていうのは、僕は大事かなと思います。

 

 

 

 

真っ暗じゃないですよ。

生きていく道はいくらでもある。

でも、そのためには地図がいる。

地図は自分で作るんです。

作れますよね。

例えば、シングルマザーの方だと、お仕事でお忙しいかもしれないです。

障害児を抱えて、頑張ってらっしゃる方、何人もみてます。

でも、 やっていくやり方があるんです。

生きていく生き方がある。

救ってもらえるものもあるんです。

 

やっぱり情報です。

ネットだけではダメです。

なぜかというと、行政の情報はそんなにネットに転がってなかったりするんです。

いい情報も含めて、もっと宣伝すればいいじゃんと思いますが、行政は、そういった制度を作ったとしても、それに対してお金は使えないんです。

要は税金だからです。

なので、自分で調べていくしかないんです。

なので、情報を集めましょう。

そして、学びましょう。

 

時間がないのであれば、どうやって時間を捻出するか。

もしくは、時間をかけずに情報収集する。

その方法って何なのか。

それを考えてみるといいのではないのかなと思います。

やり方はあります。

やってる人もいます。

できます!

そして、お先真っ暗っていうことは言わずに、 やれることやっていきましょう。

 

 

 

 

僕は、両方にとって、良くないなって思う言葉があって、それが、 「あんたなんか産まなきゃよかった」っていうセリフと、「産まなきゃいいじゃん」っていう子供のセリフです。それは、お互いにとって、僕は言うセリフじゃないんじゃないかなって思ったりします。

当然、人間なんで、怒る時もあります。辛い時もあります。

この子を殺して、私も死にたいと思った。

そういった話を聞いたこともあります。

当然、思うことはしょうがない。

 

人間なので、辛い時もたくさんあると思う。

でも、生きていく道筋はあります。

何かしらがあります。

もう無理だと思っても、 やっていける方法って、やっぱり探せばあると思います。

探しましょう。

もしわかんなければ、聞いてください。

僕は答えます。

必ず答えますので、頑張って、情報収集をまずは自分の足で得てみてください。

未来が明るくなることを願ってます。

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

発達障害ラボ

室長 車重徳

お問い合わせ