皆さん、こんにちは。
発達障害ラボ室長の車重徳です。
さて、こんな質問を頂きました。
「子供の能力の見つけ方がわかりません。どうやって育てればよいのでしょうか。」
というものです。
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さてさて、子供の能力というか、まず大前提として、好きなことをやらせてくださいってのが前提です。
やっぱり好きこそものの、ではないですけれど、やっぱり好きなものは強いです。
好きなものは強いです。
なので、好きなことはどんどんやらせましょう。
嫌いなことっていうのは、それでも、やんなくちゃいけないことあります。
例えば、僕でいうと、部屋の片付け全然できません。
めちゃめちゃ散らかっています。
特に書類と本です。
あとは検査キットも結構あるので散らかっています。
職場どうなってんのって思う方いると思うんですが、職場にも家にもあります。
なので、散らかっています。
そして、経理処理も溜まっています。当然、確定申告はやりますよ。
やりますけれど、それまでたまっています。
なので、苦手なことはなかなか手につけない。
でも、得意なことはガンガンやるので、まず得意なことはどんどんやらせる方がいいと思います。
あとは、WISCをちょっととってみていただいて、VCI、PRI、WMI、PSIもっと言っちゃえば、WISC5でVCI、VSI、FRI、WMI、PSIでどれが高いのか。
それによって行動の仕方が変わってくると思います。
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VCIが高いのであれば、多分言語的欲求が強い可能性があります。
そうであれば、いろんな、難しい単語、または外国語もひっくるめて入れちゃうっていうのもありです。
言語の翻訳機能が発達したとしても、微妙なニュアンスっていうのは、まだまだ、読み取りにくいと思います。
AIでは、まだ時間かかると思います。
なので、まだいけるかなとは思います。
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あとは、PRI高いのであれば、空間に意識が高いのか、パズルとかが強いのか、それによって、仕事って見つけられると思います。
そんなことを考える。
聴覚のワーキングメモリー強いのであれば、 いろんなことを、聴覚刺激で記憶できる可能性があるので、それを使って、何を記憶するかです。
どんな情報を記憶するか。
単語とかだったら、余計覚えるのかな。
例えば、好きなアーティストの歌詞だったら、すぐ覚えるけれど、興味ないアーティストの歌詞ってなかなか覚えないよね、みたいなのと一緒のようにです。
好きなことはどんどん覚えるので、それをどんどん効かせていくっていうのが1つです。あと、作業スピード高いのであれば、細かい処理ができるのかどうか。
いろんなお仕事に就くことができるという形になります。
なので、まずは、何が好きなのか、そして、知能的にどうなのかっていうのを合わせて推し量るという形です。
その上で、何をどうしていくのかっていうのを決めていけばいいんではないかなと思います。
いかがでしょうか。
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発達障害ラボ
室長 車重徳