皆さん、こんにちは。
発達障害ラボ室長の車重徳です。
さて、こんな質問を頂きました。
「先日、児童精神科から発達障害という診断を受けました。しかし、主人はその診断を認めてくれません。発達障害ではなく、甘えだと言ってききません。どうしたらよいのでしょうか。」
というものです。
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さて、結構あります。
主人が認めないとか、おじいちゃんおばあちゃんが認めないとか。
僕、おじいちゃんおばあちゃんまで会ったことありますもん。
だって、家までどうしても来てくれって言うから、家まで行って説明しました。
そんなことも、過去ありました。
さて、まず診断って必要なのかどうかっていうところですね。
どの視点で考えるかによって、診断の必要度って変わります。
要は、あってもなくても子供の状態は変わらないっていうのが、まず1つの考え方としてあります。
診断が必要なケースって、じゃあどういうケースなんですかっていうと、その子の問題行動とかトラブルとかは、 親のしつけのせいじゃない。
だから、お母さんのしつけが悪くて、子供の例えば忘れ物が続くとか、問題行動がある。
そうじゃないんだよっていうのを、僕はわかってもらうためだと思っています。
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だから、例えば、学校で子供がトラブルを頻繁に起こす、そうすると、わかってない教師とかは、親のしつけが悪いとか、この子、忘れものばっかだと、 お母さん、なんとかしてくださいとか、そういうこと言ったりすると思います。
でも、そうじゃないよと。
お母さん頑張ってるし、お母さんのせいじゃないよと。
この子の特性的に。 要は忘れ物ばかりしちゃうというか、それ用意ができないっていう特性なんだ、お母さんのせいじゃないよっていうのを客観的に誰もがわかる指針として出す。
そのために診断って僕はあっていいと思うんです。
でも、もうお分かりのように、診断が出れば治るわけではないんです。
診断が出た後どうするかっていうところが必要で、その時に何に困難を抱えているかによって、 適正な例えばトレーニング、ソーシャルスキルトレーニングとかをするのか、
認知機能を発達のトレーニングをするのかっていう考え方になるのかなって思うんです。
じゃあ、診断なければないで、やるべきトレーニングをすればいい。
ただそれだけなんです。
診断がなくてもトレーニングできたりもする。
だけれど、これも診断あった方がいいんですが、診断があった方が、もし、重めの診断、強めの診断であれば、手帳取りやすいんです。
障害者手帳って3つに分かれていて、障害の場合、療育手帳とか、埼玉県だと緑の手帳とか、青の手帳、東京都だと愛の手帳とか名古屋の方だと愛御手帳とか、そんな名前ついてたりするんですけれど、手帳があった方が放課後等デイサービスとか通いやすいです。
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要はそういうところ通った方が、場所によるんですけれど、専門的なトレーニングを受けることができたり、さらには、安く通えます。
どうしても、発達障害専門の塾みたいなのだと、結構値段しちゃいます。
だけれど、うまくいけば、9割方国が補填してくれるんです。
もう保険証の3割負担ではないっていう風になる。
うまくいけばです。
あとは、低所得世帯だと無料になるんです。
所得割額が低いと、要は住民税が安いと無料で受けられたりするんです。
その方がコスパよくないですかって話です。
だから、手帳なくても、受給者証を得ればそういうサービス受けられたりもするので、そういったメリットはあります。
だから、金銭的メリットもあるので、そういう風に割り切っちゃうっていうのはありかなと思います。
発達障害を認めてくれなくても、やるべきトレーニングは、うまくやれば受けられたりします。
その上で、どうやっていきますかというとこです。
だから、親のしつけのせいではないっていうのをどう伝えていくかで、人にもよるっちゃ人にもよるんですけれど、何を言うかじゃなくて、誰が言うかだったら、例えば、奥さんが、ご主人に何度言っても理解してもらえなかったけれど、同じことを専門家が言うと、 確かにそうだなっていう風になったりするケースもあるんです。
なんか、理不尽な話ですけど、やっぱりあるんです。
だから、何を言うかじゃなくて、誰が言うか。
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なので、そこも意識した上で、 誰がどんな風に、例えば、ご主人であれば、ご主人に伝えるっていうようなことを画策していくと、なんか仕事が忙しくて俺は行けないみたいなようなことを言ったりするんです。
子供、発達障害じゃないなって言いながら、それはお前の仕事だみたいな、もう、意味がわかんない。
話が破綻しすぎてたっていうのも、結構あるんです。
大体、そういった医療機関とか、カウンセリングとかって、大体、日中しかやってないというか、受けられなかったりするので、それは俺の役目じゃないとか、仕事は休めないとか言うんです。
理不尽だなと思うんですけれど、だから発達障害ラボでは、夜9時半とか、10時半からのカウンセリングだったんです。
労働基準法あるのでスタッフにはやらせません。
僕、全部やってます。
僕、代表だから、労働基準法とか別にないのでやっています。
だから、発達障害とかの診断が必要ないって考える方いるんですが、 トレーニングするのは必要ないんです。
ただ、診断があると、親のしつけのせいで、その子の問題行動があるんじゃないよっていう証明になるっていうのは、僕は1つのメリットかなって思いますし、手帳とか、受給者証を得ることができるのであれば、それによって安価に良いサービスを受けることができる可能性もある。
その、良いサービスをやっている施設が近くにないといけないので、あくまで、可能性としました。
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診断なかったとしても、 やるべきトレーニングっていうのは、一緒です。
その子の問題行動とか、気になるところを改善するトレーニングプログラムを受けさせるので、やるべきことは一緒なんですっていうところを割り切った上で、どこを攻めればいいのか。
その上で、父親の理解が必要とか、誰かの理解が必要っていうのであれば、 何を言うかじゃなくて、誰が言うかっていうのを考えて、うまく専門家が話しつけられるようにしてみるのも1つかなと思います。
もし、誰もいなければ、私でよければ私レベルでよろしければ、私がお話しすることも当然できます。
私の場合は、皆さんお仕事が終わって、子供も 実質戻って、または寝ての、夜9時半からとか夜10時半から、カウンセリングしてます。
10時半からしたら、11時半に終わるっていう形です。
もし、ご興味ある方いらっしゃれば、うまく使える人間はおかしいですけれど、 協力してくれる人を、集めていければいいのかなという風に思いました。
いかがでしょうか。
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発達障害ラボ
室長 車重徳