発達障害ラボ


発達検査室



WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査について学びたい方は、いつでも受講できる映像研修をご検討ください。

 

「WISC-Ⅴ_検査結果_読み取り研修」はコチラをクリック

 

「WISC-Ⅴ検査の低い指標の伸ばし方」はコチラをクリック

 

「WISC-Ⅴ検査の実施方法を学びたい方」はコチラをクリック

 


ご自宅に出張して、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査を実施します!

 

ご自宅に出張して、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査を実施します。

 

検査結果のお渡しは、検査実施から7日以内にメールにてお渡しします。(PDF)

また、検査結果の詳細説明は検査実施から10日以内にオンライン(Zoom)でおこないます。

 

記載の料金には

 ・WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の実施(ご自宅に出張)

 ・検査結果のお渡し(PDF)

 ・検査結果の詳細説明(Zoom)

が含まれます。

 

 

お申込みの方は、下記の▼からご都合の良い日時をお選びください。

もし、ご希望日が▼にない場合は、LINEにてご希望の検査日時を送ってください。

 

¥28,350

  • 空席あり
  • お届け日数:1~3日


WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査をなぜとるのか?

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査

子どもの問題行動や課題を明確にします。

 

例えば、勉強面でいうと

・なぜ、学校の勉強がなかなか定着しないのだろう

・なぜ、覚えてもすぐに忘れてしまうのだろう

・なぜ、漢字を覚えられないのだろう

・なぜ、ひっ算ができないのだろう

・なぜ、繰り上がりや繰り下がりが理解できないのだろう

などです。

 

または、日常生活で考えると

・なぜ、時間を守れないのだろう

・なぜ、約束を守れないのだろう

・なぜ、忘れ物ばかりするのだろう

・なぜ、物を大事に扱わないのだろう

・なぜ、よく物をなくすのだろう

・なぜ、片付けができないのだろう

 

ということの原因理由を明確にします。

 

出張WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のお申込みは

こちらまで

※出張検査は約3ヶ月待ちです。


ご自宅でWISC-Ⅴ(ウィスク5)検査を実施するメリットとは

ご自宅でWIS-Ⅴ(ウィスク5)検査を

実施するメリット

新しい場所が苦手な子でも検査できる

電車が苦手な子でも検査できる

が苦手な子でも検査できる

移動時間がいらない

貸会議室などを探す必要がない

など色々あります。

 

なお、出張でのWISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の

スケジュールは下記の通りです。

 

例えば、朝10:00からの検査だとすると

10:00~11:30 WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査 

※検査時間の前後、30分くらいは準備片付けで必要です。

※4人掛けもしくは6人掛けのテーブルが必要です。

 

後日(おおむね1週間以内)

21:30~22:30 結果の詳細説明 

※もしくは、22:30~23:30

※詳細説明はZoom(ズーム)で実施します。(PCもしくはスマホ)

※検査結果は説明時、PDFをメールします。

 

出張WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のお申込みは

こちらまで

※出張検査は約3ヶ月待ちです。


出張WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の料金は

【出張WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の料金】

 

・ご自宅でのWISC-Ⅴ(ウィスク5)検査および詳細説明

28,350円(税込み)

 ※検査官の交通費が別途必要(往復分)

 ※料金は全て事前振込制

 

 

【WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の概要】

・適用年齢:5歳~16歳11ヶ月

・検査時間:60分~90分

 

出張WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査のお申込みは

こちらまで

※出張検査は約3ヶ月待ちです。


WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の構成とは…

 

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査から

FSIQ(全検査IQ)というものが分かります。

 

これは、その子どもの全体的なIQを示します。

 

IQの平均値は100になります。

 

検査をとった子どもの年齢群において、IQはどうなのかということを調べるのです。

 

 

また、WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査では、全検査IQであるFSIQ以外に

言語理解指標(VCI)

視空間指標(VSI)

流動性推理指標(FRI)

ワーキングメモリ指標(WMI)

処理速度指標(PSI)

というように5つの指標が分かり、その数値によって子どもの特性を判断するのです。

 

 

各々の指標の意味については、下記の通りになります。

 

・言語理解指標(VCI)

言語を認識し、その意味通りに使用する力

 

・視空間指標(VSI)

空間を認識し、操作する力

 

・流動性推理指標(FRI)

視覚的な情報からさまざまなことを推理する力

 

・ワーキングメモリ指標(WMI)

視覚情報や聴覚情報の短期記憶力

 

・処理速度指標(PSI)

作業のスピードや正確さなどの力

 

 

これらの指標から子どもの特性を把握し、その子に合った支援をするのです。

 




WISC-Ⅴ検査で子どもについて分かること

 

WISC-V(Wechsler Intelligence Scale for Children, Fifth Edition)は、5歳から16歳の子どもの知能を評価するために使用される知能検査です。

 

この検査は、子どもの認知能力を多面的に評価し、個別の学習ニーズや強み、弱みを明らかにします。

 

以下に、WISC-V(ウィスク5)検査で分かる具体的な内容を説明します。

 


①知能指数(IQ)/全体的な知能指数(FSIQ: Full Scale IQ)

 

WISC-V(ウィスク5)検査は、言語理解、視空間、流動性推論、ワーキングメモリ、処理速度の5つの主要な指標得点から全体的な知能指数を算出します。

 

全検査IQ(FSIQ)は子どもの全体的な知能のレベルを示し、平均が100標準偏差が15です。

 

例えば、FSIQが130の子どもは、知的に非常に優れていると見なされる一方、FSIQが70の子どもは知的障害の疑いがあると評価される可能性があります。

 


②言語理解指標(VCI: Verbal Comprehension Index)/言語理解と語彙力の評価

 

言語理解指標(VCI)は、子どもの語彙力、言語的な推論力、概念形成能力を測定します。

 

語彙(Vocabulary)に関しての下位検査では、子どもに単語の意味を説明させることで、語彙の豊かさと理解力を評価します。

 

言語理解指標(VCI)が高い子どもは、言葉を使って物事を理解し、説明する力が強いとされます。

 

例えば、読書や作文などの言語活動で優れたパフォーマンスを示すことが期待されます。

 


③視空間指標(VSI: Visual Spatial Index)/視覚的なパターン認識と空間的推論の評価

 

視空間指標(VSI)は、子どもの視覚的なパターン認識や空間的な問題解決能力を測定します。

 

積木模様(Block Design)では、子どもがブロックを使って図形を再現する能力を評価します。

 

視空間指標(VSI)が高い子どもは、図形や地図の読み取り、空間的な配置を理解する力が強いです。

 

例えば、数学の図形問題や幾何学、アート、デザインなどの分野での強みが期待されます。

 


④流動性推論(FRI: Fluid Reasoning Index)/新しい問題を解決するための論理的思考と推論能力の評価

 

流動性推理指標(FRI)は、子どもの抽象的な推論能力と問題解決能力を測定します。

 

行列推理(Matrix Reasoning)では、図形のパターンを見つけて論理的に欠けている部分を選ぶ能力を評価します。

 

流動性推理指標(FRI)が高い子どもは、未知の問題や課題に対して柔軟かつ創造的に対応できる力を持っています。

 

科学実験や新しい概念の理解など、革新的な考え方が必要な場面での強みが期待されます。

 


⑤ワーキングメモリ(WMI: Working Memory Index)/短期間の情報保持と操作能力の評価

 

ワーキングメモリ指標(WMI)は、子どもの短期記憶とその情報を操作する能力を測定します。

 

数唱(Digit Span)では、数列を覚えて繰り返すといった検査を行います。

 

ワーキングメモリ指標(WMI)が高い子どもは、学習中に多くの情報を一度に処理し、組み合わせる能力が強いです。

 

例えば、算数の問題解決や読解の際に複数の情報を同時に処理する力が求められる状況で強みを発揮します。

 


⑥処理速度指標(PSI: Processing Speed Index)/視覚的および言語的情報の迅速かつ正確な処理能力の評価

 

処理速度指標(PSI)は、子どもの情報処理速度を測定します。

 

記号探し(Symbol Search)では、特定の記号を見つける速度と正確さを評価します。

 

処理速度指標(PSI)が高い子どもは、日常的な学習や作業を迅速にこなすことができるため、試験時間内に問題を解く力や、課題を早く正確に終える力が強いです。

 


⑦学習および教育的ニーズの評価 / 個別の学習支援と適応的教育の計画

 

WISC-V(ウィスク5)検査の結果をもとに、子どもの強みと弱みを特定し、それに応じた個別支援計画や個別教育プログラム(IEP)を作成します。

 

例えば、言語理解が強く、ワーキングメモリが弱い子どもには、視覚的な学習ツールを多用するなどの戦略が有効です。

 

例えば、言語理解指標(VCI)が高く処理速度指標(PSI)が低い子どもには、口頭での説明を重視しつつ、課題の提出期限を延ばすなど、スピードよりも理解を重視した学習環境を提供することが推奨されます。

 


⑧社会的および感情的なニーズの理解 / 心理的および感情的なサポートの計画

 

WISC-V(ウィスク5)検査は、知的能力だけでなく、子どもの心理的および感情的な状態についても間接的に示唆を与えます。

 

例えば、流動性推理(FRI)が高いがワーキングメモリ(WMI)が低い場合、学習における不満やストレスが高まりやすいことが考えられます。

 

このような場合、スクールカウンセラー(SC)と連携し、子どもの心理的なサポートを強化することで、ストレス管理や自己効力感を高めることが重要です。

 


WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査で子どもについて分かることのまとめ

 

WISC-V(ウィスク5)検査は、子どもの知能を多角的に評価し、学習能力、問題解決能力、記憶力、情報処理速度などの特性を明らかにします。

 

この情報をもとに、個別の学習プランや支援策を設計することで、子どもの教育的、心理的ニーズに合わせた最適なサポートを提供することが可能です。

 

上記を通じて、WISC-V(ウィスク5)検査の結果がどのように子どもの強みと弱みを特定し、適切な教育と支援を計画するために利用できるかを理解することが重要です。